
Steel Structure Temporary Construction Company
鉄骨仮設工事企業
Steel Structure Temporary Construction Company
管理の5本柱
てっこうかせつこうじきぎょう
鉄骨仮設工事企業の定義と役割
鉄骨仮設工事企業(てっこうかせつこうじきぎょう)は、鉄骨工事に伴う仮設鍛冶工事を主として担当する建設企業です。足場、支保工システム、仮設構台、仮設物の設計・製作・施工・撤去まで、一貫して行う専門企業として位置づけられます。大手建設企業や鉄骨工事企業と協力関係にあり、建築現場の安全性と施工効率に直結する重要な役割を担います。
鉄骨仮設工事企業の業務内容
鉄骨仮設工事企業は以下の業務を実施します:
- 設計業務:仮設工設計、仮設配筋設計、相貫工事に対応した仮設計画の策定
- 製作業務:鉄骨製作工場等での仮設部材の製造、溶接・組立て
- 施工業務:現場での足場の組立て、仮設支持部材の取付け、仮設バリケード設置
- 管理業務:施工管理、安全管理、品質管理、原価管理
- 撤去・売却:工事完了後の仮設物撤去と、リサイクル・売却
鉄骨仮設工事企業の技術資格
鉄骨仮設工事企業には、以下の技術者資格が必須または推奨されます:
また、仮設鍛冶安全教育と鉄骨仮設安全教育の実施が法定要件です。
施工管理との連携
鉄骨仮設工事企業は、元請け建設企業の施工管理技士と密接に連携します。仮設工設計段階から協議を始め、施工計画書に仮設工事内容を明記します。また、工程管理、安全管理、KY活動等を通じて、現場全体の安全施工を推進する責任を負います。
鉄骨仮設工事企業の経営課題と今後の展望
鉄骨仮設工事企業は、大手建設企業からの仮設工の丸投げ受注に依存する傾向が強く、利益率が低い構造的課題を抱えています。近年、BIM導入による仮設工設計の可視化や、仮設鍛冶安全教育の高度化による事故削減、さらに仮設企業認定制度の普及により、技術力の評価と適切な価格設定を目指す動きが進んでいます。また、足場やシステム支保工の大型化に対応するため、陸設工事の活用と、一貫した鉄骨製作管理体制の整備が競争力向上の鍵となっています。
仮設工の統合的専門企業
設計から製作・施工・撤去まで一貫した対応で、現場の安全と効率を実現
技術資格と教育体制の充実
施工管理技士、溶接管理技士等の専門技術者と安全教育の充実が必須
元請と下請の中間的立場
大手建設企業と鉄骨工事企業の間で、現場安全と品質確保の役割分担
柴田工業の現場から
佐藤世人 工事部
仮設工事企業との協力が現場の安全を左右します。彼らの足場設計が甘いと、鉄骨の組立てが危険になる。だから工事部としても、仮設工事企業と設計段階から打ち合わせを密に取って、仮設工計画を詰めておく。それが現場の事故防止になります。