軽量鉄骨壁下地に関する建設現場イメージ
Light Gauge Steel Wall Framing

軽量鉄骨壁下地

Light Gauge Steel Wall Framing

工事の種類
けいりょうてっこうかべしたじ

軽量鉄骨壁下地とは

軽量鉄骨壁下地(けいりょうてっこうかべしたじ)は、間仕切壁や外壁の下地として用いられる鋼製フレーム構造です。スタッド(縦部材)・ランナ(上下の横部材)・振れ止め(ブレース)で構成され、石膏ボードやプラスターボード張りの基盤となります。厚さ0.8~1.6mm程度の冷間成形鋼板を使用し、軽量でありながら高い強度を発揮します。

柴田工業を含む仮設鍛冶工事業者が、建築工事の本体工事に先立ち、または工事期間中に仮設間仕切りとして施工することも多くあります。仮設鍛冶工事では、現場状況に応じた柔軟な設計変更にも対応します。

主要な構成部材

軽量鉄骨壁下地の主要部材は、以下の通りです。スタッドは一般的に50mm、75mm、100mmの幅があり、スパンと荷重に応じて選定します。ランナはスタッドと同じ幅で、上下に配置され、スタッドを固定する役割を果たします。

振れ止めは、横揺れ防止のためにスタッド間に斜めに設置されるブレースで、斜め部材または水平部材として配置されます。火打ち金物やL字金物で接合され、壁面の剛性を確保します。これらの部材は溶接またはボルト接合で一体化されます。

施工手順と管理上の注意点

施工は、まずランナを床・梁に固定し、その上にスタッドを立設して、ランナとの接合を行います。接合方法は、玉掛け・ボルト接合、または軽量鉄骨専用の冷間接合が用いられます。その後、振れ止めを配置し、全体の変形がないか確認します。

重要な管理項目として、建て方精度の確保があります。垂直度・直角度・寸法精度は、後工程の石膏ボード張りの品質に大きく影響するため、施工中に逐次検査を実施する必要があります。また、施工管理では部材の保管状態(さび防止)にも留意します。

規格と品質基準

軽量鉄骨壁下地は、公共建築工事標準仕様書に準拠した施工が求められます。鋼板の厚さ、スタッド間隔(一般的に400~600mm)、接合方法などが厳密に定められています。UT検査などの非破壊検査が必要な場合もあり、品質管理の一環として実施されます。

軽量鉄骨壁下地と建築工期短縮の関係

軽量鉄骨壁下地は、従来のモルタル壁や重量鉄骨造に比べ、施工工期を大幅に短縮できます。鉄骨フレームの組立が迅速であり、その直後にボード張りが可能となるため、他工種の並行施工が容易です。柴田工業のような仮設鍛冶工事業者は、本体工事の進捗に合わせて柔軟に軽量鉄骨壁下地を供給・施工することで、全体工程の最適化に貢献します。

また、軽量であるため、高層建築でも上階への搬入・施工が効率的です。クレーンによる搬送でも負荷が少なく、安全性も向上します。一方、精度管理が重要となるため、施工管理技士による継続的な監督が必須となります。現場での加工・調整も多いため、鍛冶工事の技能が問われる部材でもあります。

構成部材
スタッド(縦部材)、ランナ(横部材)、振れ止め(ブレース)で構成
材料
厚さ0.8~1.6mm冷間成形鋼板、スタッド幅50/75/100mm
精度管理
垂直度・直角度・寸法精度の確保が後工程の品質を左右

柴田工業の現場から

上沢 直二
上沢 直二 事務・現場兼務

軽量鉄骨壁下地は、仮設間仕切りから本体工事まで、様々な現場で対応しています。ランナの固定方法やスタッド間隔の設定は、建築図と現場状況の両方を見て判断することが大切です。精度が狂うと後の仕上げがズレてしまいますから、毎日のチェックが欠かせません。

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